立川の伝統的な東洋医学に基づくオーダーメイド施術を提供する完全個室のリラクゼーション整体サロンふたたびの店長冬美です。
秋になると気温や湿度が下がり、乾燥が起こりますね。喉や皮膚の乾燥が気になる方が多いのも、この時期の悩みです。 水分補給を意識している方も多いですが、実は水を飲むだけでは根本的な解決にはなりません。
いくら水を摂ってもトイレの回数が増えるだけで乾燥感が改善されない!とお悩みを持ちの方にお役に立てる知識になります。
中医学の視点から見ると、秋は「乾燥の季節」とも言われており、特に内熱が重いタイプの人は喉の乾燥を感じやすいです。
ここで重要なのが、「津液」を補うことです。 津液とは、体内の水分の一部であり、陰液として乾燥を潤す役割を持っています。 水分補給だけでなく、陰を養う食材や飲み物を摂取することが大切です。
秋に喉が渇きやすい(内熱が重い)人は「津液を多く補充し、水を飲む量を減らす事が重要になります。
内熱が重い人の症状としては、特に秋に喉が渇きやすいです。
単に水を飲むだけでは喉の渇きを解消する事ができません。
なぜなら、水は体液を補充しますが、陰を養い乾燥を潤す効果はありません。
一方、津液の補充は体内の陰陽をよりよくバランスとり、乾燥、内熱の症状を緩和するのに役立ちます。
津液を補充する方法は、以下のような食材が効果的です
1、食事に取り入れる:梨:乾燥した喉を潤す、白木耳:滋陰作用、きくらげ、百合、クコ、長芋など、陰を潤す食べ物をたくさん食べる。これらの食べ物は津液の生成に役立ち、体を潤す。
2、 薬茶やスープを飲む:銀耳蓮子羹、クコ茶、シドニーユリスープ、百合根茶など、漢方薬のお茶や滋養スープを適度に飲むことができます。これらのスープは滋養があり、体に吸収されやすいです。
3、良い生活習慣を維持する:夜更かしを避け、労働と余暇の結合に注意し、適切な屋外運動を行い、気分を楽に保ちます。これは陰を養い、乾燥を潤し、体の津液のバランスを維持するのに役立ちます。
喉が渇いたが、水を飲んで喉の渇きが治らない場合は、単に飲む水の量を適度に減らして、代わりに津液が豊富な食べ物やスープを飲むことをお勧めします。喉の渇きの問題をよりよく緩和します。
以下に秋冬の季節に乾燥し、内熱が重い人に適した、自宅でも簡単に取り入れる漢方の組み合わせをご紹介します。
1、烏梅と陳皮の組み合わせ
• 効能:烏梅生津止渇、陳皮健脾化痰、理気。このレシピは喉の乾燥、異物感を和らげるのに適しています。
特に普段喉が不快になりやすく、食欲が悪く、食べ物が溜まりやすい人に適しています。
• 材料の追加アドバイス:食欲不振や消化不良がある場合は、サンザシを追加できます。
サンザシは脾臓を健やかに消化する効果があり、食物の蓄積を取り除き、消化を促進するのに役立ちます。
2:烏梅に菊と麦冬を合わせる
• 効能:菊は清熱解毒、麦冬は陰を養い、乾燥を潤す。
このレシピは、陰虚火旺、口が乾きやすく、イライラし、手足が熱くなる人、特に不眠症、多夢、ほてり、盗汗などの症状がある人に適しています。烏梅と麦冬の組み合わせは陰の滋養作用をさらに強化し、これらの内熱症状を効果的に緩和することができます。
この二つのレシピはお茶の代わりに飲むことができ、日常の津液補充方法として、簡単で安全です。
注意しなければならないのは、これらのレシピは秋冬シーズンの陰を養い、乾燥を潤すのに適していますが、個々の体質の人は自分の身体状況に応じて適切に調整する必要があります。
例えば、脾胃虚寒の人は、陳皮とサンザシの組み合わせを慎重に選択する必要があります。