こんにちは。
立川の本格カッピング(吸玉)でオーダーメイドマッサージを提供するリラクゼーション整体サロンふたたびの店長冬美です。
身体の状態によって、吸い玉を受けた後に残った痕の色が薄いから濃い、また水疱出る場合があります。
カッピングの施術後、水疱ができるのは、体内の余分な水分や老廃物が外に排出されるサインと考えられます。
これは中医学で「湿邪」と呼ばれるもので、むくみや重怠い、倦怠感、関節の痛みの原因にもなります。
湿邪が多い方ほど、このような反応が出やすいですが、数日で改善する場合がほとんどです。
水疱ができた部分は清潔を保ち、潰さず自然治癒を待つことで、より良い結果が得られます。
カッピングの施術により皮膚が真空状態で引き上げられると、以下の現象が起こります
• 血液やリンパ液が皮膚の表面に集中
• 身体に滞っていた老廃物や余分な体液(中医学でいう「湿」)が引き出されます
• 特に体内に「湿邪」が強く溜まっている場合、カッピング後に水疱として現れることがあります
水疱は、中医学では「湿邪が体外に現れたサイン」として、身体がカッピングによって滞っていた湿を外に排出する反応の一部と考えられます。
「湿邪」とは?
中医学では、「湿邪」は以下のように説明されます
• 湿(しつ):水分や体液の停滞に関連し、体内に余分な湿気がたまることで発生する不調を指します。
• 邪(じゃ):身体に害を与える要因(邪気)の一種。
湿邪が体内に存在すると、以下のような症状が現れるとされています
• 身体のだるさや重さ
• むくみや冷え
• 胃腸の不調(食欲不振、消化不良)
• 筋肉や関節の痛み(湿気の多い天候で悪化することが多い)
湿邪は主に外部から(湿度の高い環境)や内部から(食事の不摂生など)発生し、気血の流れを妨げるとされています。
カッピングによる水疱は、中医学的には「湿邪の排出反応」として捉えられ、湿邪を減らす過程で生じる正常な現象と考えられます。
適切なケアを行い、体内の湿邪を減らす生活習慣を意識することで、身体全体の健康が向上するでしょう。