皆さん、こんにちは あつこです。
今日は節分の日にちなんだ話をちょっとしてみます。
邪気を払い無病息災を願うのが「節分」の豆まき行事ですが、なぜ豆をまくんでしょう?
もともとは、平安時代に大陸から「一年間の無病息災祈る行事」として伝わり、当初は宮中で陰陽師が厄や災難を祓い清める儀式だったとか。
それが徐々に、豆をまいて鬼を払い無病息災を願う「節分」という行事として庶民の間に広まり定着したのだそう。
重々しい陰陽師の儀式を、鬼を豆で追い払うなんてちょっと面白いイベントに変えてしまうあたり、お祭り好きな日本人らしいですね!
込められた意味は色々あって、豆は五穀(米、麦、ヒエ、アワ、豆)の象徴で神が宿ると信じられ
また、豆=魔目(鬼の目)を滅ぼすということに由来するそう。
因みに無病息災の「息災」は元は仏の力によって災害・病気など災いを除く意なんですって。
ちょっと調べてみてもなかなか歴史のある節分の豆まきです。
節分の豆まきは、目に見えない邪気を追い払って健康含めた幸せを願う習わしな訳ですが、
ではこの「邪気」って?
東洋医学での邪気は「風邪・暑邪・湿邪・燥邪・寒邪・火邪」、「飲食・労倦」などのこと
身体に堪えるような風邪や暑さ、寒さ、乾燥、湿気、そして食べ過ぎ飲みすぎ、働きすぎ、疲労感などが邪で不調の元となり病を起こす引き金とされてます。
今の時季は「寒邪」「乾燥邪」「風邪」が特にきをつけたい邪気
冷えへの防寒対策と乾燥への保湿対策をして気を付けましょうね!
カラダを温めるためにできること
●ストレッチや軽い筋トレ、早歩き、腰湯など体を動かす
●カラダを温める鍋やシチューを食べる
●ネギ・ニラ・ショウガ・ニンニク・トウガラシ・コショウなど体を温める食材を使う
●ココア、クローブ、シナモンなど、飲み物にスパイスを加える
●外気に合わせ調整できる格好をし、腹巻、手袋、ストール、カイロなど活用する
あと、悪い気やネガティブな気も「邪気」ですね。
家の中にたまったり、心の中にもたまらないようにしたいですね。
邪気を引き寄せない為できる心がけ
●お家の中を掃除し綺麗な状態を保つ
●不要なものをため込まずこまめに整理整とん
●自分を大切にし素直に!言葉と行動を一致させる
●身の回りのいろんなことへ感謝の気持ちをもつ
●モノやお金への強いこだわり、執着を手放す
自分が望まぬ状況ばかり起こるという人は、
もしかしたら〝邪気寄せ〟をしてしまってるかもしれません?!
今夜はしっかり豆まきで邪気払いし、自分を労わってあげてくださいね
ムロン当店にいらしていただいたお客様は、施術を通し全力で労わりますね!(^^)!