皆さま、こんにちは。
立川のアンチエイジング・アロマ マッサージを提供するリラクゼーション整体サロンふたたびのあつこです。
あと少しで師走、気ぜわしいシーズンです。
長い夏の後の激しい寒暖差で体調を崩してしまった、というお客様の話も聞きます。
今日は風邪症状時の東洋医学的な対処法を少しシェアさせて頂きます。
中国で風邪を引いた人に労わる言葉に「好好喝水、好睡眠」というのがあります。
「いっぱい水飲んで、たっぷり寝なね~」という意味。
水分補給で喉についたウイルスを流し体を潤し、しっかり寝て休養すれば自ずと回復できるとされています。
現代は病院で薬を処方してもらうのがスタンダードですが、薬はあくまで症状緩和。
治すのは自身の体そのものの力、ということを忘れないようにしたいですね。
身体を休めて休養する時に辛い症状のひとつが、止まらない咳や喉の痛みですね。
呼吸器系が炎症で敏感になっているので、まずは空気を清浄にすることが大事。
埃やダニなどのアレルゲンもよくないので、気になったらササっとウェットシートで床掃除するだけでもよいかも。
言わずもがなですが、乾燥を避け40%は切らぬよう加湿し、マスクで保湿しましょう。
胃を温め咳を出にくくする生姜、炎症を鎮めるハチミツや大根を適宜とるとよいでしょう。
あと意外かもしれませんが、適量のカフェイン摂取は咳の症状緩和によいそうです。
コーヒーや緑茶、特に生姜やレモンを入れた紅茶なんて更に良いかもしれません!?
食欲がない時は無理に食べず、良く煮込んだお粥やうどんなど喉やお腹に負担の少ないものを適宜摂りましょう。
他、風邪症状に効果的なツボをいくつかご紹介
●咳に効く 首の付け根にある定喘(ていぜん) カイロなどで温めてあげるのも手軽でよい
●呼吸器系の働きを良くする 合谷(ごうこく)と感冒点(かんぼうてん)
手の甲側の親指と人差し指の延長線上と、その真裏の手のひら側にある
●くしゃみや鼻水に 迎香(げいこう) 鼻孔のすぐ外側の小鼻の横にあるツボ
●微熱や悪寒、肩こり、首こり、寝違いなどに 大椎(だいつい) 首を前に倒した時えり首のところに飛び出る
●風邪のひき始めや肩こり、頭痛に 風門(ふうもん) 大椎から二椎下の凹みから左右に親指二本分のところ
●息苦しさ、のどの違和感、咳や鼻水などの症状に 尺沢(しゃくたく) 手の平を上に向けて肘の内側の横しわの凹み
●風邪による頭痛に 太陽(たいよう) こめかみから目尻に中指を滑らせ、少し窪んでいるところ
それぞれのツボは、何回かに分けながら痛気持ちよい程度に刺激してあげてください。
もちろん日頃から適宜取り入れてケアできたら尚良いですよ。
万が一風邪を引いてしまったら、ゆっくり休んでいつも以上に体を労わってあげましょうね!